江の島 Lovers vol.10
FMヨコハマ 加藤 直裕さん
校舎から江の島が見える最高のロケーションで高校3年間の青春時代を過ごした加藤さん。 現在も鎌倉にお住まいで湘南の地を離れられないご様子。そんな加藤さんの江の島お気に入りスポットは稚児が淵だそうです。理由は「目の前を遮るものがないところがいい」とのこと。
FMヨコハマで現在放送されている番組「WE LOVE SHONAN 〜our native shore〜 (毎週日曜 13:00-17:45 OA)」を立ち上げ、毎週「湘南をもっと楽しく、もっときれいに」をコンセプトに、湘南の魅力をたっぷり伝えてくれています。年に1度の5月30日(ゴミゼロの日)に番組を通してビーチクリーンを呼びかけたりもしています。 当日は湘南エリアでスタッフや出演者に至るまで関係者も一緒にごみ拾いをするそうです。
昔も今も湘南を見つめ続けている加藤さんは一つ残念なことがあると言います。
「高校時代に比べて砂浜が少なくなってきて、風景が変わってしまった」またこうもおっしゃっていました。「砂浜は子どもたちにとって貴重な自然です」
海に支えられ海をこよなく愛する加藤さんが未来の子どもたちに出来る限りの自然を残してあげたいという強い気持ちが伝わってきました。
最後に加藤さんがおもしろいことを話して下さいました。
「湘南ミュージックといえばサザンオールスターズで有名ですが、彼らのデビュー曲『勝手にシンドバッド』の中に「江の島がみえてきた・・・」という歌詞があります。桑田さんは、この江の島を東から見ているのか、はたまた西から見ているのかと想像させてくれるのです。」
同じ江の島でもどこから見ているかでその人の中の江の島の姿・想いは違います。江の島を愛する角度は、人によって、それぞれ、違います。どんな角度からでも、いつも江の島は愛されているのだと、感じました。
インタビュー2008年