江の島 Lovers vol.21 Enoshihma lovers vol.21
佐山光義さん / 松本富士也さん / 田中克哲さん

海を愛し、未来をつくる
ヨットを初めて六十年、世の中に何か貢献できることがないかと考えた時に、それまでに経験した福祉の仕事とヨットが結びついた。
セイラビリティ江の島の松本さんは、子供からお年寄り、心身に障害をもつ人、誰でもセーリングを通して海・自然を感じてもらう事で、健康で充実した生活を送る事ができるのではないかと思い、御自身が指揮をとりアクセスディンギー(心身に障害をもつ人でも安全にセーリングできるように設計された小型ヨット)による活動を江の島ではじめた。
そして、広島ご出身の佐山さんは、退職後、御自身が瀬戸内海で育った経験から、松本さんの活動に感銘を受けB&G江の島海洋クラブの広報・リーダーとして参加する。子供達は実際に海にふれることで、海を綺麗にする意識が芽生え、育つという。
一方、田中さんは、長年にわたる水質の研究を通して、東京湾の水質改善、そして次世代の子供達が泳げる海づくりを目指し活動する。田中さんの活動は広く、子供達への環境教育プログラムの実施などにも及んでいる。
それぞれに歩んで来た道こそ違えど『海を愛し』後世に『のこす』という理念でつながる御三方だった。海にも似た大きさを持つ御三方だった。
インタビュー2009年
参照 セイラビリティ江の島
http://sailability-enoshima.jp/
B&G 江の島海洋クラブ
http://www.kwa.jp/enoshima/
ふるさと東京を考える実行委員会
http://www.furusato-tokyo.com/