グリーンルームは音楽イベントを企画・運営している会社です。 「音楽イベントでの収益の一部で、綺麗にしたい場所を決めてそこに寄付しています」とのこと。 その純粋な気持ちで、グリーンルームさんが、こよなく愛する湘南海岸に昨年、３２基のゴミ箱を寄贈したのです。

その音楽イベントは、Music・Film・Photography・Artの４つの要素を取り入れた海のカルチャーフェスティバルです。５０００人規模で行われ、サーフィンのルーツであるアメリカをはじめとする海外から数名のアーティストを呼んで開催しています。

活動の発端は２００４年に起こったスマトラ沖地震のためのチャリティー。 それ以降は、日頃サーフィンでお世話になっている自分たちの海にシフトし、何か還元したいということで活動を行っています。

「人は触発されるから、音楽や映画を通して影響を与えて、ビーチや海の大切さを教えていきたい。それを伝えたくてイベントを行っている」と力強く話して下さいました。

｢海の大切さを、言葉でダイレクトに伝えるのは難しいですね。押し付けがましくなく、それぞれの感性に訴えかけ考えさせるようなイベントになればと思っています｣と釜萢さん。

そんなお二人の江の島の大好きなところは、波が高い時だけに現れるサーフィンスポット「大６ポイント」から見る江の島だそうです。

インタビュー2008年